2025年12月
「小さな灯台プロジェクト」は、「投稿者(尊厳死協会会員のご遺族)」、「医療・介護・福祉従事者」、そして「一般の人々」の三者の間に立ち、お互いの情報の橋渡し役を果たしていきたいと考えています。
これまでは「読み手」にとどまっていた、「医療・介護・福祉従事者」、そして「一般の人々」にも積極的に参加していただき、名実ともに、三位一体のサイトに発展できるように「投稿ひろば」を開設します。
さまざまな立場の、より多くの皆様の“実感”や“経験”に基づくご意見を集め、広く社会に伝えていくことで、皆様の関心や思いに応えたいと考えています。
そして、広く市民の情報リテラシー(情報を正しく理解し、選び、活用する力)の向上に寄与することを目指します。
「投稿ひろば」では、毎回皆様の関心の高いテーマを設定し、それに関する簡単な「アンケート」と「投稿」を募集します。どうぞご協力をお願いいたします。
※「アンケート」のみ、「投稿」のみ、その両方でも結構です。ぜひ、ご参加ください。
初回のテーマ
“Time limited trial(お試し期間)”
~「人工呼吸器」「胃ろう」「気管切開」「人工透析」などの体験を通して~
※“time limited trial(お試し期間)”とは
集中救命治療を含む治療を一定の期間行ってみて、その効果を見極める手法、つまり、やってみて、期待どおりの成果が得られなければ中止できるというお試し期間です。
「人工呼吸器」「胃ろう」「気管切開」「人工透析」──
これらは本サイトでも関心の高いテーマです。
多くの方が感じておられる葛藤の背景には、「一度始めたらやめられないのでは」という不安があります。私たちは、そのような不安に対して“time limited trial(お試し期間)”という考え方が、一つの解決の糸口になると考えています。
この選択肢があれば、
「やめられないなら始められない」という状況を避けることができ、過度な延命治療の差し控えや、望まない延命治療を減らすことにつながります。結果として、本人やご家族の迷いや後悔を軽減できるのではないでしょうか。
また、医師や看護師にとっても「本人や家族が望まない治療を続けている」という葛藤を減らす助けになると考えられます。近年では、“time limited trial(お試し期間)”の導入を積極的に検討する医療従事者も、少しずつ増えてきています。
会員・非会員を問わずどなたでも、医療介護関係者の方もぜひご投稿ください。ともに考え、社会に新しいムーブメントを生み出していきたいと願っています。
※所要時間は1~2分程度です
◎参考資料
1【情報BOX】「人工呼吸器は取り外すことができるの?できないの?」
2 「延命治療における第3の選択肢の重要性について」
3 「小さな灯台プロジェクト」第1回特集〜知ってほしい 尊厳ある最期〜
「人工呼吸器装着をめぐる家族の葛藤」「人工呼吸器装着に関するアンケート」報告
