生と死は一組、自然に逆らわず。
遺族アンケート
何事も迷うことなく看られたと思います。(2019年1月〜2019年10月)在宅で逝きたいという本人の思いを叶えることができて良かったと思います。
医師の先生と訪問看護師さんがとてもよくいろんな事を教えてくださり安心して看ることができました。
最後は娘二人と私の3人で身体をふいて着替えさせてから、安心した様子で10分後に亡くなりました。
健康な時からリビング・ウイルの事を話していて良かったと思います。苦しまずおだやかなねむり顔で旅立ったことは安心の一言でした。
一生を終えるということについては生前からいろいろ話し合いしました。子供たちに迷惑かけたくない、子供たちの手を煩わせたくないと。しかし何よりもまず、自分たちの事を考えよう、子供たちも成人しているのだからと。
生と死は一組、自然に逆らわず生きようと、寂しい限りですが夫の死を素直に受け入れることが、一年経ってやっとできました。
入会して本当に良かったと思います。
協会からのコメント
あらゆるライフイベントとストレスとの関係性調査研究(http://www.nhk.or.jp/special/stress/)の中で、”大切な伴侶の死”は、最大・最高位のストレスとされています。お二人で話し合い、納得し、ご主人の望むままに自宅で看取られたのは、素晴らしいことです。ほんとうに大役を良く果たされましたね。それでも、心に穴が開いたようになってしまうのは本当に「心」があるからです。ご主人が入っているご自分の「心」を大切に。これからも協会はいつでも必ずそばに寄り添っています。