「モルヒネは最後の最後」 穏やかな最期でした。

遺族アンケート

先生はこのカードは初めてご覧になったと言われましたが、理解して戴いて最低限必要な治療(排便の促進剤とか食欲が少しは出るようにとか、腹水を出すようにとか)をして戴きましたし、病室で穏やかに過ごせることをいつも考えて戴きました。最後の方で痛みが出た時も、モルヒネは最後の最後ですと使わず痛み止めを入れて戴き、いつも主人の事を一番に考えて戴き本当に入会して良かったと思っております。介護士の方も良く解って、明るく笑顔で接して下さりましたし、酸素等を着ける時も必ず聞いて下さりました。以前の入院先でも、やはりカードを初めてご覧になったようでしたが、こちらでも理解して戴けました。
私自身も主人と一緒に入会させて戴きましたのでいつもサイフに入れて持ち歩いてます。
まだまだ知らない方が多いようですが私自身も主人の様に最期を迎えられたらと思っております。
入会について良かったと思っております。感謝致しております。

協会からのコメント

尊厳死協会の存在と活動、会員の方々のリビング・ウイルカードを示すことにこめている意思を広く知って欲しいものですね。リビング・ウイルカードを見たのが初めてでも、好意的に対応してくださった医療者の方に感謝です。 また、リビング・ウイルカードの存在を医療者の方に伝えていただき、ありがとうございました。おひとりおひとりの会員の皆様の意思ある行動が大きな力になっています。もっともっと医療者、社会全体にリビング・ウイルが認知され、日本の終末期医療が患者家族にとって心身ともに優しく、豊かに、どなたの尊厳も守られるようになりますように。これからも応援よろしくお願いします。