植物状態の夫の代諾者として。

遺族アンケート

主人は股関節骨折の手術後、脳梗塞をおこし植物状態となり、延命処置はしなかったものの中心静脈栄養をおこなうと言われ、医療相談を受けウィルを見せて断りました。先生は納得されましたものの、4ヶ月後に担当医が変わり、再度、中心静脈栄養を強くすすめられ、すぐ医療相談を受け、85才の主人は充分頑張ったことをお話しし、中心静脈栄養を続けると今の状態が6ヶ月から2年半位続く事を教えていただきました。担当医に「本人はそれを望んでおりません」と強く言いました。先生は私の希望証明書に強い関心を示されて、承諾して下さいました。それから10日目に主人は亡くなりました。尊厳死協会に入会して医療相談で御指導をいただいた事を感謝してもしきれません。本当にありがとうございます。アンケートの提出が大変おそくなりました事をお許しください。

協会からのコメント

ご自分の意思を伝えられないご主人に代わり、決断を下す代諾者の役割を果たすのは、大変な事だったと思います。ご主人がリビング・ウイルで明確に意思表示をされていたことで、良い決断をすることができたと考えます。これからも共に、そしてずーっと応援しております。