自宅で孫に身体を清めてもらい幸せな最期でした

遺族アンケート

74歳夫/看取った人・妻/神奈川県/2023年回答

普段のかかりつけ医も総合病院の担当医師も貴協会をご存知で理解をしてくださいました。主人の場合は3月2日に余命3か月と告知され、自宅で、強いられることもなく、意識のないまま痛みだけとめて、自宅でひっそりと最期を迎えました。自宅でエンゼルケア。孫たちにも身体を清めてもらい幸せでした。

協会からのコメント

尊厳死協会のことが、在宅医、総合病院にも広がっていることをうれしく思います。余命3か月と告知され、さまざまな葛藤があったのではないかと思います。痛みがなく、意識がなくとも、周りの音や、声、匂い、フッと入ってくる風。心地よい寝具、何よりも奥様が側にいる安心感に包まれて過ごせ、お孫さんにも体を清めてもらい、何と幸せで素晴らしい時間を過ごせたことでしょう。お孫さんたちにも「死とはこういうことなのか、こんな最期を迎えることができる」という学びにもなったと思います。こうやって人と人が、つながっていってほしいものです。貴重な「看取りのエピソード」をありがとうございました。 ご家族皆様のご多幸をお祈りしております。ご自愛ください。