看護師の母の生きざまから学ぶ尊厳死。
遺族アンケート
本人、家族、医師とのハッキリとしたコミュニケーションが普段よりとれていた為、病気が判った事で、より話すことが多くなり、どんな最期を望んでいるか、三者でよく話が出来たのも、根底にリビング・ウイルの元があったからだと感心しています。
母は85歳まで現役の看護師として週3回ほど仕事をしていました。最後の仕事は終末期の看護が主で、患者さんからも年齢が近いのに元気に働く母をとても羨ましくみられていました。プライベートでは、ひ孫が二人誕生したことで生きる糧にもなっておりました。
何より家族が母の生き様を身近に感じ、いずれ訪れる自分や身内の死と向き合う事が出来たと感じております。
尊厳死というものに関して、その人を最期まで認め、本人の意思で本人が一番望む終末を送れた事、私達も送らせていただけた事、とても清々しく思っています。
確かに寂しいです。でも私達家族は後悔はなし!という風に思いたいと・・。
ありがとうございました。乱筆乱文おゆるしください。
協会からのコメント
リビング・ウイルを明確にするという生き方・姿勢を知る、ひとつの素晴らしいモデルケースですね。
お母様の『生き様から尊厳死を学べた』という幸運を通して、『確かに寂しいです。
でも私たち家族は後悔なし!という風に思いたい・・・』という言葉に深く頷いています。
そうです。それでいいのです。後悔のないこれからの人生の、良き道しるべとなりますように。
投稿いただきほんとうにありがとうございました。