担当医は「高齢の身体を苦しめたくない」と

遺族アンケート

95歳母/看取った人・娘/福島県/2024年回答

両親が入会。父が尊厳死協会の活動をしていたので、家族はそれを尊重する気持ちをもっていた。父は82歳で末期がん、母は95歳で腎不全からの老衰。二人共、延命治療の意思表示はなかったというか、どうしようもなかった。今回の母の場合、「高齢の身体を苦しめたくない……」という担当医の意向と「もういいよ……」という家族の意向が一致した。

協会からのコメント

ご家族と医療者の思いが一致した「看取りのエピソード」です。

尊厳死協会の活動にも関わっておられたという「生き方姿勢」に感銘をうけました。きっと身近な多くの方々に影響を与えてこられた人生だったのだろうとお察し申し上げます。

これまでの尊厳死協会の活動に対するご支援・ご尽力への感謝とともに、心からのご冥福をお祈りします。