日々の対話が支えた看取り

遺族アンケート

91歳母/看取った人・娘/岐阜県/2024年回答

母は年齢を重ねる度に弱っていきました。ここ2、3年は入退院を繰り返しており、その度に体力は低下していきました。幸い、入院中に生死をさまようことはなかったため、その時に迷うことはありませんでした。その状態であればどうしたかはわかりませんが、普段から母の気持ちを聞けていたので、大変良かったとは思っています。 

お世話になりました。ありがとうございました。

協会からのコメント

歳を重ねるごとに弱っていく親の姿に、多くのご家族が「先行き不安」をもたれるケースに臨床ではよく出合います。「自然な老いとして受け容れる」べきなのか、治療で治すべきものなのか。どう対応することが親孝行なのか? 親不孝なのか? 正直わからないものですよね。

「普段から母の気持ちを聞けていたので、大変良かったとは思っています」と、そして、「迷うことがなかった」というこの言葉は、リビング・ウイルへの最大の賛辞と言える「看取りのエピソード」です。

「死の話題」を縁起でもないと遠ざけるより、後期高齢期だからこそ死に方を日ごろから話題にすることは、何より次世代への贈り物だと思います。

くれぐれもご自愛ください。