人工呼吸器回避は会員証を見せていたおかげ
遺族アンケート
86歳夫/看取った人・妻/埼玉県/2022年回答
夫は令和4年2月2日病院で突然死いたしました。別の病院で誤嚥性肺炎のため2か月入院後、痰吸引のためその病院に入院中のことでした。当日昼前、突然意識不明になり医師がすぐ心臓マッサージをしたのですが蘇ることなく息を引き取ったそうです。家族がすぐ駆け付けたのですが、間に合いませんでした。かねてより夫と余計な延命治療はしたくないよねーと話していました。医師に健康保険証と尊厳死協会の会員証を一緒に見せていたので、人工呼吸器はつけませんでしたと言われました。夫は何の不安もなく旅立てたのですから幸せだったと思います。会員になっていて本当に良かったと感謝しています。
何年か前、不安を抱えていた一人暮らしの友人にも勧め、すぐ入会してこれで一安心と喜んでもらえました。最近、また別の友人にも協会の話をして、検討したいと申しておりました。私も近い将来、夫のもとへ行くことになりますが、医療者、子どもたちにも私の意志を伝えてありますので何の心配もありません。協会の趣旨に多くの人が賛同されることを切に祈っております。
協会からのコメント
入院中に突然意識不明になり、その時にリビング・ウイルが生かされた「看取りのエピソード」です。
お友達にも勧めていただいているとのこと、何よりも力強い応援団です。これからもどうぞよろしくお願いいたします。
心よりご冥福とご家族の健康をお祈りしております。