「たくさんの管に繋がれてまで長生きしたくない」希望通りの最期でした。
遺族アンケート
もともとは私の実家の母(10年前に98才で死亡)が若い頃から協会に入会していました。
母の看取り段階に入った時、義母が見舞いたいとのことで連れて行きました。たくさんの管に繋がれていると思っていたのにそうではなかったことに驚いていたので、帰りの車の中で尊厳死協会の事を話したところ、是非入会したいと言うので申し込みした次第です。
年を重ねる毎に「たくさんの管に繋がれてまで長生きしたくない。あれに入っているから安心や」と。最後まで意識はしっかりしていて穏やかに静かに逝きました。
本人の希望通りの亡くなり方で、私も心静かに旅立ちを受け入れることが出来幸せでした。
ありがとうございました。
協会からのコメント
幸福な看取りとは?改めて考えさせられます。
「たくさんの管に繋がれてまで長生きしたくない」と見た経験を、すぐにリビング・ウイルを協会に登録と行動に移される方はそう多くはないものです。素晴らしいオピニオンリーダーですね。ご本人の希望通りの亡くなり方を看取ることができると、心静かに受け入れられ幸福感を感じることもできますね。些細な出来事、小さな喜び、たったひとりの語りかもしれませんが、受け取る人の感性しだいで、いかようにも大きな影響を与えられるのではないでしょうか。
多くの皆さんに参考にしていただけると嬉しいです。