尊厳死協会入会による、強い安心感

遺族アンケート

91歳夫/看取った人・妻/東京都/2024年回答

最初の診断の際「高齢で治療は不可」と言われ、本人も家族もすぐに納得しました。病床にいたのは1か月ほどで、その際には訪問医師に死去まで治療もなく見守っていただけました。安らかに穏やかに旅立つことができまして、本人、家族も幸せに思っております。看護師さん方、有能なケアマネジャーさんたちにも恵まれましたこと感謝しています。

何よりも、尊厳死協会に入会していたことで、強い安心感をもって過ごすことができました。
故人も自分が高齢であることを自覚していました。病床に就く前も、年齢の割には元気な日常生活を送っていましたが、何事にも執着することの少ない性格からも、尊厳死を受け入れることは難しいことではありませんでした。一人娘も尊厳死を尊重することにやぶさかでありませんでした。

貴会の発展をお祈り申し上げます。

協会からのコメント

尊厳死協会に入会していることが安心感につながり、穏やかな最期を迎えられた「看取りのエピソード」です。

ご家族や医療者の理解に恵まれた環境であったからこそ、成し得たことでしょう。

全国どこでも誰もがこのような理解ある環境に恵まれれば、尊厳死が当たり前の社会になることでしょう。ご冥福をお祈りしております。