父が亡くなった今もまったく後悔はありません

遺族アンケート

父から生前に延命処置は一切必要ないと言われていたので、終末期が来ても判断に迷うことはありませんでした。担当の医師の方も、父が高齢ということもあったせいかその判断をすんなり受け入れてくださいました。
父が亡くなった今もまったく後悔もありませんし、父のためにも良かったと思っております。

協会からのコメント

高齢の父親(87歳)の意思表示を受容し協力してくださった医師との出会いが、何より幸運だった「看取りのエピソード」です。

ご本人が尊厳死協会の会員であるという明確な意思表示をされていたからこそ、ご家族が判断に迷うことがなかったこと、父親のためにも良かったと思えることは、去り逝く人からの大切な「心のプレゼント」なのでは? まさに看取るご家族、次世代への深い愛を感じます。感謝の気持ちをもって逝った人を思い出せる配慮ができるとしたら、それは一つの理想の形として「小さな灯台」はご紹介し続けていきたいと思います。