リビング・ウイルへの関心が低い施設・医療機関も

遺族アンケート

施設や医療機関では、全体としてまだリビング・ウイルについての関心が低いように感じます。リビング・ウイルカードを持っているということを知らせても、高齢の場合、具合が悪くなったら看取りに入って良いという解釈になってしまうことも。ガンなどの病があるわけではなく健康で老いてゆく場合も、本人が尊厳を持って、苦しむ治療はなく、尊厳ある最期をという判断につながってほしいと感じます。父の場合は、ひと月前まで元気で、風邪から回復できずでした。

今後の御活躍をお祈り致します。ありがとうございました。

協会からのコメント

人として尊厳を保ちながら自然に老いて逝くということは、簡単なようで難しいことと思います。どうあるべきか、それは人の数だけあるように思います。短い投稿文の中から、何か理不尽な思いをされたのではないかとお察し致します。それだけに日頃から本人・家族や周囲の人と話し合い、お互いの考えや違いを知っておくことが大切だと「小さな灯台」では繰り返し啓発していきたいと思います。

リビング・ウイルの考え方を、医師だけではなく、広く社会に浸透し広めていく使命を強く感じました。その力を頂いたように思います。

リビング・ウィルカード提示のタイミングについては、こちらをご覧ください。