母の希望通りの治療方針を決めることができました

遺族アンケート

88歳母/看取った人・息子/神奈川県

亡くなる2年前の2016年晩秋に、かかりつけの開業医から母が肺癌であることを告げられました。母がリビング・ウイルに入会している事を知っておりましたので、迷う事なく、延命治療はせずに、痛みが出る様になったら緩和ケアをしてもらうという治療方針を決めることができました。
亡くなる1か月前まで家で普通に生活でき、入院も25日ほどでしたので母の希望通りだったと思います。

協会からのコメント

リビング・ウイルによって最期まで本人らしく過ごされたことは、皆さまの覚悟と協力の賜物だと思います。リビング・ウイルに理解のある開業医、自宅での日常生活を維持できる支援、必要があれば入院できる環境……理想的な経過です。誰でも、どこでも、本人の望むような最期が迎えられるといいですね。 

リビング・ウイルも人生会議も、ご本人及びご家族の希望をかなえる大事な【意思表明】だと、その【意思】は真剣に受け止められなければならないのだと理解できる人が一人でも増えることを願います。皆さまからの投稿を力にして、努力を続けてまいりますので、ご意見、ご希望をいつでもお待ちしています。

ご意見、ご希望はこちらからお願いいたします。