株式会社三鷹ナース・ヘルパーセンター様・社会福祉法人みたか福祉会様より、小さな灯台に寄せてメッセージをいただきました

大切な人との突然の死を迎えて

突然の死はまさに「青天の霹靂」としか言いようがありません。
当法人を創業し、直前まで仕事をしていた母(87歳)が、今年の4月に不慮の事故で急逝しました。昭和から平成・令和まで、とにかく人のために尽くすことを生き甲斐としていた人でした。

生前より自身の死後は献体を希望し、自分亡き後までしっかりと計画を立てていましたが、コロナ禍でもあり、結果的に本人の希望にそうことができませんでした。

我々は母の体調や性格から、まだまだ時間があると勝手に思い込んでいたため、会社の今後の事業運営や相続、万が一の本人の意向など十分に話し合えずに逝ってしまったことが今でも悔やまれます。

多死社会といわれる現在、「最期の迎え方」に対し、お互いが十分に理解し共有し合える時間と環境を、早い時期にもつことの大切を痛感しました。「リビング・ウイル」、「小さな灯台」が最善の方向に導く、一つの目印に大きく進化してゆくことを期待しております。


株式会社三鷹ナース・ヘルパーセンター
代表取締役 山田義剛

社会福祉法人みたか福祉会
理事兼施設長・看護師  山田早苗