入会していることで最期まで希望通りに生きることができました

遺族アンケート

87歳父/看取った人・娘/東京都/2021年回答

入会していることで、どのような最期を迎えたいのか、話すことができたこと、その流れで緩和ケア病棟に入院。13日間父は最期まで希望通りに生きることができたと思っています。入院中の医師、関わったスタッフの皆様に心から感謝しています。このような会に入会する必要のなくなる、「個々が最期まで生きる」ということが尊重される医療になることを願っています。

協会からのコメント

尊厳死協会に入会していることで、自分の最期について具体的なイメージを伝えることができた、看取った方は希望をかなえることができたという、双方にとってベストな最期となった「看取りのエピソード」です。

まさに尊厳死協会に入会しているという「行動」が、なかなか話題にしにくい死に方の「対話」を可能にしていることに着目していきたいと思います。

「最期まで希望通りに生きることができた」と感じられたこと。このような「看取りのエピソード」をご紹介できることが「小さな灯台」の誇りです。

ご指摘の通り「このような会に入会する必要のなくなる、『個々が最期まで生きる』ということが尊重される医療になることを願っています」とのご意見に同感です。