母の突然死。聴診器を温めてくれた医師に感謝。

遺族アンケート

2年近く施設に入居していました。年の割には元気で、自分の足で歩いていました。10月10日朝起きてこない為、スタッフが部屋にはいった時は、もう意識不明の状態でした。すぐに救急で医大に搬送されました。意識は戻ることはありませんでした。担当Drは、ご自分の手で聴診器を少しあたためて、心音を聞いていらっしゃるのを拝見し、家族としてありがたかったです。又、生前、寝たきりを心配する母には、「尊厳死協会さんに入会しているから安心して大丈夫」と自信をもって言えたことも今は良い思い出です。

協会からのコメント

エンド・オブ・ライフ・ケアにこそ嬉しい医師の言葉と態度をですね。救急搬送された病院での医師の行いは、優しさが溢れていると思います。「尊厳死協会さんに入会しているから安心して大丈夫」と言うお母様の言葉とともに、リビング・ウイルが寝たきりを心配するお母様の不安を少しでもなくしていたとしたら私たちこそ、嬉しいです。
救急搬送されたときには、心停止だったかもしれません。それでも聴診器を温めてから当てる医師は素晴らしいと思います。このような医師に出会ったら、それに気づき、認め、伝え、紹介しあっていきましょう。