悲しみの中にも後悔は少なく

遺族アンケート

84歳母/看取った人・娘/神奈川県/2022年回答

体調が悪化した際、リスクをおかしての手術をするか否かの判断をする時、すごく迷ったが、尊厳死協会に入っていることを思い出しました。本人の意思を尊重し、体を傷つけることなく家族みんなに見守られながら穏やかに最後を迎えられました。本人はもちろん、私たち家族も「意思を尊重してあげられた」と悲しみの中にも、後悔は少なかったと思います。ありがとうございました。

協会からのコメント

体調の悪化、手術の可否、本人ばかりでなく家族も迷うことと思います。判断の基準を「尊厳死協会の会員」だったという事実に求め、「本人の希望を尊重」できたと実感されたことは、看取る方にとって「期待された役割を果たした達成感」があるのだという実際例を多くの方に知っていただきたい「看取りのエピソード」です。  

ご冥福を心よりお祈りしております。