母の意思を姉妹で共有

遺族アンケート

89歳母/看取った人・娘/東京都/2022年回答

・母が元気な頃に、姉妹で母の気持ちを聞いていたので、姉妹で共有できて、いざという時も「母の意思を尊重する」行動ができたのは、大変良かったと思います。入院時に行けたのは長女のみでしたが、会員証が医師に話す時の心のよりどころになりました。妹と「母のために」という気持ちを一緒にもてました。(長女)

・母の意志を加入時に聞いていたので、母の意識がなくなった時も迷うことなく治療方針を医師、姉と共有できて良かったと思います。(次女)

協会からのコメント

「母の意思を尊重する」ことが家族(子どもたち)のなすべきことであり、家族(子ども)の意思を押し付けることが介護や看取りではないはずです。ご姉妹で意思を共有できたのは、お母様の日ごろからの言葉と尊厳死協会に入会していたという行動の事実が支えになったと。さらに、医師に言葉でうまく伝えらえなかったとしても「リビング・ウイルカード」という示す物があると、よりどころになるのだということがよく伝わる「看取りのエピソード」です。きっと多くの方々の参考になると思いご紹介します。

迷うことなく治療方針を医師、姉妹と共有できて本当に良かったですね。

ご冥福をお祈りしています。