13年の時を経て、リビング・ウイルの浸透を実感
遺族アンケート
93歳父/看取った人・娘/宮城県/2023年回答
13年前、母がくも膜下出血だった時は、ICUのスタッフに伝えると、誰もリビング・ウイルのことを知らず(今回とは違う病院ですが)、医師が理解していなければ、これは役に立たないのかとがく然としました。「皆さんで勉強してください。知ってください」とお願いしたいほど。今回は違いました。医師も理解してくれていて浸透したんだなと安心しました。高齢なので積極的な医療はせずに様子を見ましょう……と。
協会からのコメント
13年前には、リビング・ウイルが医療者にも理解されていなかったこともあったでしょう。今回は理解が進んでいたこと、そして穏やかな最期を迎えられたことがよくわかる看取りのエピソードです。
今後、ますます、全国どこでも、どんな医療機関でも、リビング・ウイルを誰もが知っている社会にしていきたいと思います。