夫婦で生と死への思いを共有

77歳夫/看取った人・妻/東京都/2023年回答

救急外来で医師に尊厳死協会に入っていることを伝え、それが外科医、緩和ケア病棟の医師にも伝えられたため、余計な検査も治療もなしに、入院して20日後に穏やかに静かに逝きました。緩和ケア病棟があるためか、協会のこともすぐにわかっていただきとても助かりました。私は60歳で入会、その後夫も入会したため、お互い生と死について終末期についてきちんと話ができ、同じ思いをもっていたのも幸いでした。尊厳死協会の存在に感謝しております。

ご夫婦で終末期についてよく話し合ってこられて、穏やかな最期を迎えられた「看取りのエピソード」です。生と死への思いを語り合える、夫婦で共有できることは何と幸せなことかと思い知らされる「看取りのエピソード」です。だからこそ、医療者にもよく伝わり、希望が実現できたのだと思います。

ご冥福をお祈りいたします。ご自愛ください