分かれていた家族の意見が一致

78歳夫/看取った人・妻/東京都/2023年回答

本人も家族も安心して終末を迎えることができた。最期にあたって延命措置を全くしなかったことで、本人はほとんど苦しむこともなく安らかに逝った。リビング・ウイルを持っていることで、子どもたち(3人)の意見が最後一致できて良かった。最初は延命措置をしないということで意見が分かれていた。本当にありがとうございました。

安らかな旅立ちにリビング・ウイルが肝心な役割を果たしてくれると示唆された「看取りのエピソード」です。

延命措置をするかしないかは、ご本人が意思を話されていたとしても、実際の事態に直面すると、誰でも気持ちが揺らぎます。

リビング・ウイルがあっても家族で意見が分かれることも当然あるでしょう。

その話し合いの経緯の中でも、リビング・ウイルが大きな役割を果たしたのではないでしょうか? ご家族の意見が一致するまで、話し合うプロセスを大切にされたのだなとお察しいたします。

くれぐれもご自愛ください。