家族だけでの納得が揺れるとき。

遺族アンケート

突然の不調でかかりつけ病院に行き、そこから救急搬送されました。先生のお話では「高齢の上、重度の肺炎でいつ何が起こるか分からない」との話でしたので、リビング・ウイルの事を申しました。多分、分って下さったと思います。水分補給の点滴と、酸素吸入での70日間の闘病生活でした。一番に思う事は、家族(息子家族)だけで納得していましたが、かけつけた遠距離に居る兄弟達から、「少しでもながく生きて欲しい」と云われた事です。最後まで意識があった夫はどう思っていたのか?

協会からのコメント

察するに、93歳というご年齢でもあり、奥様と息子さんご家族はご主人様のリビング・ウイルへの姿勢を良く承知しておられた。医師も理解してくれた。なのに遠距離の兄弟たちの”少しでもながく生きて欲しい”という価値観とのぶつかりあい。この意識差がなければもっと平穏に逝かせてあげられたのではと、残念な思いをされているように伝わりました。今後の検討課題ですね。