「お気持ちに沿うようケアさせていただきます」

遺族アンケート

5年3ヵ月前に○○病院で胃癌のため全摘手術を受け、30年6月末に肺に転移。その後、病院の紹介で在宅に切りかえました。初診の時に会員証を提示したところ、カードをカメラで撮ってカルテに貼り付け、「お気持ちに沿うようケアさせていただきます」との言葉をいただき安心いたしました。亡くなる前の3ヵ月間でしたが、週1の往診と毎日看護師が来てくれて話を聞いてくれたり、リンパのマッサージを受けました。とにかく痛みをとり除く薬を処方してもらったので、普段通りの生活に近い環境で過ごすことが出来ました。最期を自宅で迎えられて本望だったと思います。〇〇先生、看護師の皆様に感謝の気持ちでいっぱいです。

協会からのコメント

 医師の「お気持ちに沿うようケアさせていただきます」と言う言葉。言葉だけでなく、写真に収めてくれるという態度とともに、しっかりと受け止めたと伝えてくださる医師の姿勢が素晴らしいです。病院から在宅医療へ、リビング・ウイル受容協力医師&看護師との出会いによる幸せな療養プロセスが良く伝わってきます。病院から在宅医療への切り替えを勧められると、「もう治療できない、何もしないということ?」と、誤解している方々がいます。在宅訪問医療は“治し支える医療と手厚いケア”の始まりです。

  • 上手に痛みを取り除く薬の処方と治療、普段通りの生活に近い環境で過ごせるように対処していただいたことで「希望通り最期まで自宅で過ごす」ことが出来ています。
  • 「亡くなる前の3ヵ月間、週1の往診、毎日看護師が来てくれて話を聞いてくれたり、リンパのマッサージを受けました」と、医療者とご家族の支えあいの関係性と環境の実際が目に見えるようです。
  • ご本人の安心に加えての奥様による安心の介護があってのことでしょう。「最期まで自宅で迎えられて本望だった」「感謝の気持ちでいっぱいです」という言葉こそ幸せな在宅医療の何よりの賜物だと思います

いつでも、どこでも、誰にでもこう言ってもらいたいものです。 

私たち“小さな灯台プロジェクト”が、リビング・ウイル受容協力医師の登録を増やしたいのはこういう幸福な医療体験を増やしたいから。それには、会員の皆様の「良かった体験」の一つひとつが力になります。貴重な“看取りのエピソード”の投稿をほんとうにありがとうございました。