第100回看取りのエピソード(特別編)

「小さな灯台」の「看取りのエピソード」は、2020年に645名の遺族アンケート回答をAIを使用したテキストデータマイニング法注1)で解析処理したデシジョンマップ注2)によると、ご遺族の感情分析には属性(ご本人との続き柄)による分類が有意であるという結果を得ました。それにより、試験的に2021年からの遺族アンケートを属性によって分類しながら、「看取りのエピソード」として紹介してきました。

このたび、その更新が100回を重ねるという、一つの大きな節目を迎えることができました。これまでの5年にわたり公開してきたエピソードは560記事にのぼります。このリアルな「看取りの現場の声」と私たちは日々真摯に向き合いながら、デシジョンマップに収まりきれない、しかし「小さな灯台」としては光をあてたいと思う「看取りのエピソード」を、今回は特別編として、ご紹介いたします。

編集部
注1:テキストデータマイニング法=文章をデータとして扱い、そこから意味や傾向を読み取る技術
注2:デシジョンマップ=意思決定のプロセスや選択とその結果の関係を整理して、見える化した図やフレームワークのこと

看取りエピソード

2026年4月27日第100回

医学の「役に立つなら」と受け継がれた献体の意思

2026年4月27日第100回

医療現場で異なるリビング・ウイルの理解

2026年4月27日第100回

会員であることが万能ではない

2026年4月27日第100回

看取りの現場で見えた認識の遅れと制度化への願い

2026年4月27日第100回

実は多い家庭内での事故死

【記事更新 100回を記念して】
これまでも、これからも私たちは「看取りの現場の声」に真摯に向き合ってまいります。

「小さな灯台」はここで立ち止まりません。

これからも「正解のない問い」に立ち向かう次世代の人々のために、新時代のDX化の技術を駆使した情報化の波に参画して、荒波に浮かぶ灯台のような「道標(デシジョンマップ)」を示せる研究領域との連携を模索したいと考えています。

そのためにも、より膨大な、そして多様な現代日本に生きる私たちの「看取り」に対する素直な思いを反映した「声(データ)」が必要です。

リビング・ウイルという言葉を知って実践しておられる方も、リビング・ウイルという言葉すら知らない方も、看取りを経験された方も、これから看取りに向き合う方も、「看取り」という生活経験をこれからもご投稿ください。(【投稿ひろば】もぜひご参照ください)

【投稿ひろば】誕生! 誰でも参加できる意見発信の場に

2025年12月 「小さな灯台プロジェクト」は、「投稿者(尊厳死協会会員のご遺族)」、「医療・介護・福祉従事者」、そして「一般の人々」の三者の間に立ち、お互いの情報の…

灯火が重なり、大きな光となって足元を照らす、その未来を会員の皆様と共に育てていければ幸いです。