それでも、生きていてほしかった

遺族アンケート

86歳夫/看取った人・妻/神奈川県/2025年回答

今になって「もっといろいろな治療法があったのではないか」、「治療を受けてほしかった」と時々思うことがあります。地元の病院のニュースを見ると、医学はどんどん発展しているように感じられるからです。

確かに娘夫婦も私たちの考えや意思に賛同してくれていました。それでも、「寝てても、生きててほしかった」と思うことがあります。日が経つにつれ、淋しさがつのります。

協会からのコメント

「寝てても、生きててほしかった」というお言葉、そうですよね。「寝たきりになっても、生きていてほしかった」というご家族に出会うたびに、亡き人への深い愛情と喪失感が痛いほど伝わってまいります。

リビング・ウイルでご自身の意思を示されていたご主人と、それに賛同されていたご家族であっても、いざ別れを迎え、残された側が「治療を受けてほしかった」と葛藤を抱くのは、ごく自然で当たり前の感情です。その揺れ動くお気持ちをそのままお伝えいただいたことは、同じように悩む多くの方々の心を癒し、支えになることと思います。

とはいえ、ご遺族が、これからの人生をどう充実させていくかも大切な課題です。
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