近藤和子理事が語る「尊厳死を希望する親の看取り⑤」

幸せな看取りの実現の鍵となる、最期を過ごす場所の選択についてお話します。今回は「緩和ケア病棟(ホスピス)」を選び、自らの最期が大変幸せであったと「緩和ケア体験記」に記した患者さんのお話です。「患者をデータで見ず、生き物として見て寄り添ってくれる。今ある命の尊厳にとことん寄り添うという姿勢」に感動し、看護の原点は緩和ケアだと聞かされます。「魂が落ち着く場所」こそ、最期の場所だと・・