第2回LW研究会「認知症とリビングウイル」【概要】
◆開催日: 2013年11月23日(土)
◆主催: 一般社団法人 日本尊厳死協会
◆会場: 政策研究大学院大学 想海樓ホール
第1部・座長 鈴木 裕也 (埼玉社会保険病院 名誉院長)
第2部・座長 長尾 和宏 (日本リビングウイル研究会 副代表幹事)
総合司会 丹澤 太良 (日本尊厳死協会 理事)
意思能力めぐり議論
第2回日本リビングウイル研究会「認知症とリビングウイル」は11月23日、東京都港区六本木7丁目の政策研究大学院大学「想海樓ホール」で開かれた。日本尊厳死協会の会員や医師ら約300人が詰めかけ、補助いすが必要になるほど満員となった会場からも、さまざまな意見が飛び出した。
研究会の第1部では、「認知症―それぞれの立場から」と題して医師や弁護士、認知症の母親の面倒をみた家族らが、それぞれの立場で講演した。
続く第2部では、高齢者の行動を心理学的なアプローチで研究している専門家らを交えてディベートが繰り広げられた。「認知症の人はLWを表明できるのか」「家族が認知症の人の意思を代弁できるのか」などをテーマに会場を巻き込んでのディベートが繰り広げられた。