公益財団法人日本尊厳死協会・人生の最終段階における意思決定支援 小さな灯台プロジェクト 尊厳死を支えるリビング・ウイル
じいちゃん満足な旅立ち
私の理想とする最期でした。
胃ろうがリビング・ウイルを考えるきっかけでした。
認知症の夫にガンが・・。
気が動転。救急隊員から聞かれたことは・・。
「お気持ちに沿うようケアさせていただきます」
宣誓書の気持ちにかわりはないか確認しなかったけれど・・・
点滴をはずすことで一生を全うされました。
母の苦しそうな様子を見て迷いましたが・・・
冷たい息子と思われていないだろうか。罪悪感があります。
ほんとうに必要な処置だったか、素人にはわかりません。
冷蔵庫に文書の紙を貼ってアピールしていました。
「見殺しになるようなことは避けたい」という言葉に・・。
「どうしても病院に行きたくない」という母の言葉に医師は・・。
救急車での対処、そして最期の選択へ
「私、パッと死ぬから。見ててね!」
京都80歳”残念な想い・・
意思を確かめる「証し」でした。
「延命しない」に、家族の葛藤も・・。
迷うことなく、夫の意思を伝えられました。