公益財団法人日本尊厳死協会・人生の最終段階における意思決定支援 小さな灯台プロジェクト 尊厳死を支えるリビング・ウイル
宣誓書の気持ちにかわりはないか確認しなかったけれど・・・
点滴をはずすことで一生を全うされました。
母の苦しそうな様子を見て迷いましたが・・・
冷たい息子と思われていないだろうか。罪悪感があります。
ほんとうに必要な処置だったか、素人にはわかりません。
冷蔵庫に文書の紙を貼ってアピールしていました。
「見殺しになるようなことは避けたい」という言葉に・・。
「どうしても病院に行きたくない」という母の言葉に医師は・・。
救急車での対処、そして最期の選択へ
「私、パッと死ぬから。見ててね!」
父にあやまりながらの1カ月でしたが・・・。
音楽と薬が安らぎを与えてくれました。
尊厳死と安楽死。母の誤解に思うこと。
看護師の母の生きざまから学ぶ尊厳死。
認知症になる前に・・・。
母の最期に悔いなし。その一方、医療現場で思うこと。
リビング・ウイルが精神的な支えでした。
迷いの海の中の灯に・・・
「たくさんの管に繋がれてまで長生きしたくない」希望通りの最期でした。
95歳の親と70歳の娘。看取るほうにもパワーがいります。