公益財団法人日本尊厳死協会・人生の最終段階における意思決定支援 小さな灯台プロジェクト 尊厳死を支えるリビング・ウイル
亡くなる1分前まで元気だったのに
糖尿病からの失明……その中で21年間できるだけのことをしたと自負している
「自然に生き、自然に死ぬ」を信条としていた妻に迷いはなかった
本人が嫌がってかかりつけ医をもちませんでした
本人の希望通り穏やかに旅立ったことが私の心の安心材料に
尊厳死協会のことを世間一般の人に知ってほしい
本当に回復の見込みがない時だけこの意思表示はできる
コロナ禍で面会は2回のみ……60年間の生活にピリオドが打てずにいます
コロナ禍で見舞いもできず、会った時は死体でした
貴会への入会は、本人の意思確定の証
身近な人を失うことが初めてでした
「何かしてほしいことは?」と聞くと「殺して」と
遺される者のために全てを書き残してくれていました
意識を失ったら医師や家族の判断になってしまうのが現実?
「1日でも長く生きてほしい」という息子たちをやっと説得
子どもたちには「よろしく」と頼んであります
「延命お願いします」と叫んでいた自分に驚きました
救急隊員に「どうか病院へ」とお願いしていました
コロナ禍で、付き添うことも先生とのお話も十分できず…
自分らしい最期を迎えるのに大事な尊厳死宣言でした