公益財団法人日本尊厳死協会・人生の最終段階における意思決定支援 小さな灯台プロジェクト 尊厳死を支えるリビング・ウイル
最期に家で過ごした期間は、大切な時間だったと心から思います
リビング・ウイルは精神的に頼れるもの
亡くなる1分前まで元気だったのに
糖尿病からの失明……その中で21年間できるだけのことをしたと自負している
「自然に生き、自然に死ぬ」を信条としていた妻に迷いはなかった
本人が嫌がってかかりつけ医をもちませんでした
本人の希望通り穏やかに旅立ったことが私の心の安心材料に
母の優しさ、強さを実感
尊厳死協会の存在があったから人工透析をしないと担当医にお願いできた
看取り経験6人の私ですが、会員だった母の最期が最も安らかでした
親族全員と面会後、眠るように亡くなりました
総合病院を出て、長く暮らした高齢者施設での看取りへ
家族のよりどころになる「確かなもの」は本人の意思
認知症で話せない母に代わって、その意思をかなえることができました
施設のスタッフの皆様が懸命に尽くしてくださいました
サ高住で安心して看取ることができました
主治医との信頼関係を築く努力と配慮は欠かせません
20年前に比べ「本人の意思を尊重する」ことの理解は進んでいる
人工呼吸器、胃ろう等を望まないから入会したと
元気なうちに終末期について考え、実行しておいてくれた父に感謝