2015年8月19日 / 最終更新日 : 2020年4月3日 admin リレーエッセイ 【第五回】忘れられないこと、哲学的に悩むこと 満岡 聰 佐賀平野の北の端で小さな無床診療所を開業してから15年が過ぎた。当初は、消化器、肝臓を中心とした専門医療を提供するというコンセプトで始めたが、現在はプライマリ・ケアと在宅医療へと方向性が変えている。患者さんたちの高齢化が […]
2015年8月14日 / 最終更新日 : 2020年4月3日 admin メッセージ 楽しい出前講座 関西支部発 日本尊厳死協会に「出前講座」という、便利で為になる出張講座があることをご存知ですか?人生の最終章、健やかで安らかに過ごすために準備するべきことを、分かり易く市民感覚でお話しする会のことです。 皆さん「お葬式」や「お墓」に […]
2015年6月30日 / 最終更新日 : 2020年4月3日 admin 命と向き合って 【命と向き合って】-今を精一杯生きる 40数年前、私は生死の境を彷徨った。仕事中の事故で内臓破裂だった。緊急の部分麻酔で即手術ということになった。断腸の思いを、身をもって体験したのだ。余りの痛さに(全身麻酔で)早く眠らせてと頼んだことなど、今も鮮明に覚えてい […]
2015年5月28日 / 最終更新日 : 2020年4月3日 admin リレーエッセイ 【第四回】看護師の視点から 木工達也 長尾先生の「死の授業」を受けました。本や映像からではなく、死や死の周辺から学ぶことは次元が違うように思えます。知識として蓄えるということではなく、圧倒的な影響力を持って人生を問いかけられるような。 私は以前、総合病院で看 […]
2015年4月1日 / 最終更新日 : 2020年4月3日 admin リレーエッセイ 【第三回】死の授業 長尾和宏 守山さんがエッセイの中で言っておられる通り、「終活」が話題になって久しいですが、「生と死」の問題は高齢者に限ったことではないと実感します。 この大事なテーマに関して議論を重ねることなく、「命は地球より重い」だけで済ませて […]
2015年2月2日 / 最終更新日 : 2020年4月3日 admin リレーエッセイ 【第二回】リビングウイルを想う 守山 淳 昨年の夏に家内の母が96歳で天寿を全うしました。その4日後に1歳上の姉が97歳で他界しました。 二人は戦前満州の奉天(今の瀋陽)で腕の良い美容師として活躍していましたが、敗戦で内地に引き上げてからも新橋で美容院を開いて繁 […]
2014年12月26日 / 最終更新日 : 2020年4月3日 admin リレーエッセイ 【第一回】尊厳死と安楽死 長尾和宏 アメリカ オレゴン州のブリタニー・メイナードさんが自分の意思で死を選択した記事は日本でも大きな話題となりました。皆様も新聞やテレビで目にされたのではないでしょうか。各社報道の中で、彼女の亡くなり方の表現が「安楽死」と「尊 […]
2014年10月27日 / 最終更新日 : 2020年4月3日 admin 私の本棚 【私の本棚】満足して大往生する101のコツ 百でも足りない大往生する知恵 対談本を「長生き時代を生きる」総論とすれば、長尾和宏ドクターが著した『満足して大往生する101のコツ』(朝日新聞出版、2014年7月刊、1300円+税)は人生を閉じる道への各論か。サブタイト […]
2014年10月27日 / 最終更新日 : 2020年4月3日 admin 私の本棚 【私の本棚】「長生き時代」を生きる 長寿大国にあっては何歳まで生きたら「長生き」とされるのだろうか。80歳代半ばなんてまだ青くさいらしい。 『「長生き時代」を生きる』(集英社、2014年7月刊、1200円+税)の帯には 「人生90年、100年の時代を生きる […]
2014年8月14日 / 最終更新日 : 2020年4月3日 admin 私の本棚 【私の本棚】-遙かなる星 今回は「遙かなる星」ヤン・デ・ハートック著 角川文庫 昭和49年 をピックアップします。 以前より探し求めていたのですが、既に絶版となっており入手困難ゆえ国会図書館に行かねば読むこと叶わず、と半ば諦めかけていましたが、偶 […]